EK9シビックが20年経過しても高値取引されている!

10年程前に手放した私の愛車でした

2000年頃にEK9シビックが販売され、初めてシビックのタイプRモデルが登場しました。当時、私は前期型を新車で購入したのですが、最近YouTubeの動画で中古車価格が高騰していることを知って大変驚いていることから、この車について書いてみたいと思います。

ホンダ車全般に言えることですが、車両本体価格を支払っただけでは、最低限の装備しかついてきません。シビックも同様だったことから、エアコン、パワーウィンドウ、エアバッグ、電動格納ミラー等のオプションを付けたことを記憶しています。

何しろ20年以上前のことですから、記憶が曖昧な部分があると思います。その後10年乗り続けて、ほとんど車を使わなくなったことから売却しました。

ターボ車との比較

シビックの3台前にSW20・MR2初期型に乗っていました。2000㏄で225馬力と、当時としては最強クラスだったのですが、足回りが最悪でした。過給によりどこから踏んでも圧倒的な加速をする車だったので、それなりに楽しかったのですが、高回転域においてはただエンジンが回っているだけという印象でした。

対して、シビックは過給機がない自然吸気のNAエンジンです。後にB16B型エンジンの虜になるわけですが、ストレスなく高回転域まで回り、ハイカムに切り替わってからの魅力的なサウンドと加速感を味わうことができるのは特筆すべきことです。

エンジンだけではない優秀な点

足回り

多少固めの印象はありますが、ワインディングでの一般的なスポーツ走行には全く問題ありません。人を乗せて走ることにも問題はなく、実際に独身の頃のドライブや結婚後にリアシートにベビーシートを取り付けて家族旅行にも行きました。

純正品のままでサーキット走行と街乗りが両立できているのは本当に素晴らしい出来だと思います。

クロスミッション

高回転域を保ったままのシフトチェンジが可能です。高速巡航においては、5速100キロで3500rpm位だったと思います。燃費は9~10㎞だったと記憶していますが、この車に低燃費を求める人はいないでしょう。

荷物も積める

リアシートを倒すとある程度荷物を積むことができます。大晦日に郷土料理店の重箱に詰まったおせち料理を大量に積んで、宅配をするアルバイトをした思い出があります。

居住性(特にヘッドクリアランス)

優れた居住性はシビックだけではなく、ホンダ車全般が有していると思っています。トヨタや日産のスポーツ車はヘッドクリアランスが十分に確保されていません。私の起こし気味の運転姿勢や座高の高さも影響していると思える部分もあるのですが、もっとシート座面を下げて欲しいですね。

知り合いのFC3Sの運転席に座ったら頭が天井についてしまい、この車には絶対に乗れないと感じた苦い思い出があります。

また乗りたいと思うかについて

これまでに乗ってきた車のなかで、EK9シビックは間違いなくNo.1です。この車に出会えたことに感謝していますし、改めてホンダの車作りには頭が下がります。

今の時代、EV車などの環境にやさしい車が求められていますから、このような車が新たに作られることもないでしょう。だからこそ、20年以上経過しても新車以上の価格で取引されることもあるのではないでしょうか。

また乗りたいかについてですが、少なくとも買いたいとは思わないですね。価格が高いうえに盗難が多いみたいですし。結論として、新車から10年乗りましたから、EK9は十分に堪能したと思っています。でも、試乗くらいはしてみたいかも…。

 

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