北京オリンピックの印象に残ったシーンをまとめてみた

コロナ禍でなかなか思うように外出できず、自宅に籠ることが多いなか、ご多分に漏れず我が家でも休日は北京オリンピック観戦に多くの時間を費やしていました。

日本は、冬季オリンピック史上最多のメダル(金3・銀6・銅9)を獲得して、今大会は非常に盛り上がったものとなりましたが、その中でも印象に残ったものをまとめてみました。

フィギュアスケート

3人家族の我が家では最も人気があります。特に高校生の娘の関心が高く、五輪以外の放送がされている時でもほぼテレビ観戦しているような状態です。毎回エキシビションまで観るのですが、一体誰に似たのでしょうか。私も妻もあまり運動神経がよいとは言えないですし、スケートとは全く無縁でしたので不思議に思います。

男子では、羽生選手がフリーで4回転アクセルを跳ぶかが注目されていましたね。彼は幾度となく怪我を乗り越えて復活を果たしている印象があります。練習中に他の選手と激突するなど運に見放されたようなときでも、不屈の精神で這い上がってきていますよね。

結果的には転倒してしまい、メダルには届きませんでしたが、国際スケート連盟の公認大会で史上初めて4回転半ジャンプとして認定されました。五輪三連覇を目指すことより、4年前の平昌大会以降子供の頃からの夢であった4回転半ジャンプに挑戦し続け、有言実行する姿勢は称賛に値すると思います。

一方の女子では、坂本選手が銅メダルを見事に獲得しましたが、一番注目を集めたのはワリエワ選手でしょうか。ショートでトップになったワリエワ選手ですが、フリーの演技では信じられないくらいのミスが出てしまいました。

演技後に泣き崩れる本人の姿を見て、私たち家族は同情からかしんみりとしました。それにしてもROCの選手はいとも簡単に4回転を跳んでしまいますから、レベルの高さを見せつけられた気がします。

女子カーリング

カーリングについては家族の中で私一人が盛り上がっていました。理由は、妻と娘曰く日本ではマイナースポーツでルールがわからないことと、中継で使用される用語が分かりづらく観ていて面白くないからだそうです。

確かに、カーリングをする場所はほとんどありませんし、メンテナンスも大変です。使用するストーンは1個10万円するうえ、試合では16個使いますからそれだけで160万円ですし、気軽に始められるスポーツではないですよね。それでも、ルールを知るとこれほど面白くてスリリングな競技はないと思うのですが、好みは人それぞれなので仕方ないでしょう。

私は、本橋選手や小野寺選手が出場していたトリノ五輪からよく観ていました。 日本チームの銀メダルはもちろん嬉しいのですが、一番印象に残ったのはメダル授与式でのイギリスのミュアヘッド選手の流していた涙です。同選手はスキップと呼ばれるイギリスチームのリーダー的存在です。

4年前の平昌大会では3位決定戦で日本に敗れてメダルを逃しています。試合前には、日本チームの笑顔とは対照的に同選手は引き締まった表情をしていました。どのような思いから流れた涙かは窺い知れませんが、勝利して流す涙に心が動かされました。

 

お問い合わせフォーム

 

ページの上部へ戻る

keyboard_arrow_up

0422478677 問い合わせバナー