登場から14年経ったE52エルグランドは捨てたもんじゃない!

2,000㎞走行

今年もお墓参りのために山口に行ってきました。往復2,000㎞走行は今年で4回目となりますが、過去3年はセレナ(日産レンタカー)に乗って往復しました。3年分は過去のブログ記事に載せていますので、もしよろしければご参照ください。

今年もワゴンおまかせプランでセレナかエルグランドを借りるつもりだったのですが、何故かそのプランを選べなくなっていましたので、今回は以前から乗ってみたかったエルグランドを借りることにしたのです。

E52エルグランド

現行のエルグランドは2010年に登場し、今まで2回マイナーチェンジをしています。今回借りた車は2021年式の後期型でした。外観の大きな違いはフロントグリルで、それを見ただけで前中期型と判別することができるようです。

元祖高級ミニバンと呼ばれていましたが、その後ライバルと称されるアルヴェルが登場することになり、短いスパンでのモデルチェンジを繰り返し、販売台数はエルグランドに対して圧倒的な差をつけています。

14年もの間、フルモデルチェンジをせずに売り続けるのはある意味すごいことなのでしょうが、言うまでもなくユーザーの多くがそれを待ち望んでいるようです。

セレナより好評だった

運転者である私と同乗者である妻と娘はエルグランドの方が良かったという印象を持ちました。セレナも非常によくできた車だとは思いますが、エルグランドは走りが非常に安定しています。

行きは圏央道、新東名、山陽道を走るのですが、帰りは中国道、中央道を使います。どちらもアップダウン、カーブが多いのですが、余計な緊張をせずに余裕で走れる感じなのです。スピードが出ていることを感じにくいとも言えます。

また、インテリジェントクルーズコントロールは使いやすく、去年はセレナのプロパイロットを絶賛していたのですが、プロパイロットがなくても長距離運転に支障はないと思いました。全速度域での追従走行ができないことが劣る点とはなりますが、気にするほどでもないでしょう。

全高はアルヴェルより低いですが、居住性の良さは十分に保たれています。着座位置を低くして乗り降りのしやすさを売りにしているのにもかかわらず、シートを高くして見下ろすような着座位置でも、ヘッドクリアランスは確保されています。私は179cmで座高が高く、背もたれを起こし気味にする運転姿勢を好むのですが、それでも頭が天井につくようなことはありません。

燃費は?

9割高速走行、エアコン付けっぱなし、仮眠中はアイドリング状態という使用方法で燃費は10.87㎞/ℓでした。セレナに劣る唯一の点ですね。次期モデルにはe-POWERは搭載されるのか気になる点です。ただ、車に何を求めるのかによってどれを選ぶかが決まるのだと思います。

還暦が近い私がいつまで長距離移動できるのか不安に感じることがあります。ですから、来年以降は燃費を重視するよりも体に負担なく楽に移動できるエルグランドを選ぶことになる可能性が高いです。

 

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