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1・2回目は副反応なし
コロナワクチンは皆さん接種されているのでしょうか。果たして効果があるのかとか、接種部位の腫れ、発熱、倦怠感などの副反応があるなどの情報がありますよね。また、SNS上には誤った情報が載せられているようですし、正確な情報を入手するのが困難な気がします。
私の場合は、特に迷うこともなく2021年8月に1回目と2回目の接種を受けました。ファイザー社製とモデルナ社製を選ぶことができたのですが、モデルナ社製のワクチンについては重い副反応が出るといった情報を目にしました。実際に私の周辺の方からも、モデルナ社製のワクチン接種により酷い腫れ、高熱などの副反応があったとの話を聞くことがありました。
どちらでも効果は同じなのでしょうが、ファイザー社製を選びました。重い副反応に苦しみたくはないですし、モデルナ社製を接種して後悔するのも嫌だったのが正直なところです。接種後は、1・2回目とも接種部位の痛みが2~3日続いた程度で、発熱するようなこともありませんでした。
3回目接種で酷い倦怠感が出ました
2022年3月2日、ファイザー社製ワクチンの3回目接種を受けました。2回目接種から6か月を経過していないと3回目接種を受けることができないようでしたが、幸いなことにコロナに感染することもなく、最短で受けることができました。
副反応については1・2回目の経験から楽観視していたわけですが、接種の翌日に酷い倦怠感が出ました。午前中は何とかPCに向かって仕事をしていましたが、あまりの酷さに早退することにして、その日は終日寝込むことになったのです。その翌日にはほぼ回復して通常通りに過ごすことができました。
同様のことが報道されていました
高知県の医療機関における医療従事者等へのファイザー社製ワクチンの3回目接種で、私と同様のことがおきていたようです。
接種した職員の3割ほどが微熱や倦怠感などの副反応を訴え、病院長は一日半ほど接種部位が腫れ、2回目の時と比べて1.5倍ほど長かったそうです。他にも2回目より症状が重くなった方がいらっしゃったようで、倦怠感、関節の痛み、頭痛などがあらわれたようです。
最終有効年月日を過ぎている!?
ワクチンには、賞味期限ならぬ有効期間が設定されています。私の3回目の接種済証に貼られたシールには、最終有効年月日2022/02/28の記載がありました。接種日が3月ですから、期限切れのワクチン接種を受けたのかというと、そうではありません。
コロナワクチンは常温で保存することはできず、-90℃~-60℃で保存しなければなりません。当初、有効期間を6か月と設定しましたが、それでは期限切れのワクチンが発生して貴重なワクチンを無駄にしてしまいます。
ワクチン製造会社においては、より長くワクチンを保存したい場合の品質保持についてのデータを集めます。そのデータに基づき、薬事上の手続きを経て、2021(令和3)年9月10日、ファイザー社製ワクチンは、有効期間が6か月から9か月に延長されました。
一方で、有効期限が2022(令和4)年2月28日以前となっているワクチンは、有効期間が6か月という前提で有効期限が印字されています。これらのワクチンについては、有効期間が9か月まであるワクチンとして取り扱って差しつかえないこととしています。つまり、私が接種を受けたワクチンの最終有効年月日は、2022/05/31となるのです。