セレナe-POWER(C28)で2,000キロ走行して分かったこと

C27・E52との比較と、還暦ドライバーが感じた進化

毎年7月、東京から山口までお墓参りのためにレンタカーを借りて往復するのが、わが家の恒例行事となっています。今年は7回忌法要も重なり、例年よりもスケジュールがタイトでしたが、結果として体への負担は例年よりも軽く、快適に往復することができました。その理由こそ、今回選んだ セレナe-POWER(C28) の出来の良さにあります。

これまでの5年間は、C27セレナやE52エルグランドを中心に乗り比べ、ブログにも毎年記録を残してきました。今年はE52を借りる予定でしたが、E53への移行期でレンタルできず、選択肢はセレナのガソリン車かe-POWERのみ。過去記事ではガソリン車を推していたものの、今回は多くのユーザーが選ぶe-POWERを試してみることにしました。

借りた車両は セレナe-POWER ハイウェイスターV(2025年6月登録・MC前)。結論から言えば、C28は期待以上の完成度で、E52と並べてどっちを選ぶか迷うほどの仕上がりでした。妻と娘に「C28とE52のどちらが良かった?」と聞いても明確な答えは返ってこず、私自身も甲乙つけがたいと感じています。

走行性能の進化は段違いだった

C28には第2世代e-POWERと専用エンジンが搭載され、120kWの高出力と燃費向上を両立しています。高速道路の合流で加速にもたつくことはなく、追越車線でアクセルを踏み込めば後続車を一気に引き離す力強さを感じました。

また、サスペンションロール剛性が20%向上したことで、カーブでの車体の傾きが軽減。E52のような低重心ミニバンと比べても遜色なく、安心してコーナーを抜けられます。シートのホールド性は高くないため体が外側に持っていかれる感覚はありますが、恐怖を感じるほどではありませんでした。

e-Pedal Stepは便利だが、高速ではOFF推奨

C27同様、慣れるまで時間がかかるものの、街中では非常に便利です。ただし高速走行時は注意が必要で、追越後にアクセルを戻すと強い回生ブレーキが働き、ブレーキランプが点灯します。走行車線に戻った直後に後続車へブレーキランプを見せるのは不快感を与えるため、私は高速ではOFFにしました。

ブレーキホールド・電動パーキングブレーキの恩恵

ブレーキホールドは常時ONで使用しましたが、停車中に足を離してもブレーキランプが点灯したままになるため安全性は高いと感じました。

電動パーキングブレーキも便利で、Pレンジで自動ON、Dレンジでアクセルを踏めば自動解除。操作の煩わしさがなく、使い勝手は非常に良好です。

ボタン式シフトは慣れれば問題なし

誤操作を心配する声もありますが、走行中に誤って押しても問題は起きません。切り返しが多い場面ではボタンを確認する必要がありますが、慣れればブラインドタッチできるようになるでしょう。

左膝が当たる問題は私の場合は無縁

身長179cm(座高高め)ですが、左膝が当たることは一度もありませんでした。むしろ気になったのはペダル位置で、特にアクセルペダルが遠く感じました。ドラポジの好み次第で評価が分かれるポイントだと思います。

プロパイロットは過信禁物

急なコーナーでは自動で減速してくれるものの、減速しすぎた際にアクセルを踏むと、開度と加速が釣り合わず怖い思いをしました。

私は行きの高速で早々にハンドル支援をOFFにし、帰りもOFFのまま走行しました。支援が入ることで自分の操作とズレる場面があり、速度が高いほど恐怖感が増します。

アダプティブLEDヘッドライトは夜間走行の救世主

小牧JCTから中央道上り線をロービームだけで走るのは毎年苦痛でしたが、今年は違いました。対向車がいてもハイビームを維持し、必要に応じて自動で切り替えてくれるため、視認性が大幅に向上。夜間走行のストレスが一気に減りました。

燃費は高速9割で15.93km/L

3名乗車、終始スタンダードモード、エアコンつけっぱなし(仮眠中含む)という条件で 15.93km/L。C27より明らかに高速燃費が向上しており、長距離ユーザーには大きなメリットです。

まとめ:高速走行が多いなら、迷わずC28を選ぶべき

C27とC28で迷っている方がいるかもしれませんが、高速走行を多用するなら圧倒的にC28がおすすめです。走行性能は段違いに向上しており、長距離移動の疲労感も大きく軽減されます。

還暦を迎えた私でも、東京〜山口の往復2,000kmを快適に走り切れたことが、その性能の高さを何より証明していると感じています。

 

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